ライトノベル レビュー

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おかしくて少しせつない、恋と革命と音楽の物語・第2弾。

天才ピアニストにしてピアノを弾かず、人を寄せつけない蛯沢真冬をギタリストに迎えた音楽研究部。
「あたし、海に行きたいなぁ」
「どうやったら海でバンドの練習ができるんだよ」
「いや、できるよ。 実はもう別荘を借りる手筈ができている」
幼なじみ・相原千晶と、手回しのよすぎる自称革命家・神楽坂響子の一言で、あっという間に海での合宿が決定する。
海といえば海水浴!と妙にはりきる千晶、珍しく思い悩んでいる様子の神楽坂、そしてやっぱり部活に馴染みきれない真冬。
そんな三人との合宿で波乱がないわけはなく、ナオはすっかり翻弄されるが......。

電撃文庫
杉井 光
商品の詳細
おかしくてすこしせつない、恋と革命と音楽の物語。
「……六月になったら、わたしは消えるから」
 転校生にしてピアノの天才少女、真冬はそう言い放った。彼女は人を寄せつけず、なぜかピアノも弾かずに、空き教室にこもりエレキギターの超速弾きばかりするようになる。
 そんな真冬に憤慨する男子が一人。
 その教室を大音量でCDを聴くために無断使用していたナオは、真冬の占拠からの奪還を期しベースで真冬を“ぶっとばす”ことをめざす。民俗音楽研究部なる部活の立ち上げをもくろむ自称革命家の先輩・神楽坂響子とナオの幼なじみ・千晶も絡みつつ、ナオと真冬の関係は接近していくが真冬には隠された秘密があって――。
  • 文庫: 315ページ
  • 出版社: メディアワークス (2007/11)
  • ISBN-10: 484024071X
  • ISBN-13: 978-4840240710
  • 発売日: 2007/11
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2 cm