ライトノベル レビュー

人類は、知略の限りを尽くして戦い続ける。
　重力子フィールドを使った絶対の防御システムと呼ばれるイージスの盾。それを攻略しなければ惑星ダリアの奪還はあり得ない。同盟軍の挑発を無視し、イージスの盾の内側から出てこようとはしない統合軍相手に、ロイとレンが行った奇策とは……？
　一方、天才的戦術家としてのは立場を確固たるものにしつつあるレンの家族がダリアにいることを知った統合軍は動きはじめた。かつて自分を捨てた母親の存在は、果たしてレンになにをもたらす？
　人気スペースオペラ第３弾！

銀河を舞台に、伝説が幕を開く……！ 新機軸スペースオペラ、誕生！

純粋に対象の能力を見極めて“主”を選ぶ電子妖精。驚異的な演算処理能力によって戦闘をコントロールする彼女たちが選んだ人間が、そのまま階級にかかわらず提督として艦隊を率いることになる。
今回、コーデリアとオフィーリアという2体の電子妖精が式典で選んだのは能力と家柄を誰もが認める巨大複合企業の御曹司ロイ・クローバーと、式典で給仕をしていたコックのレン・エバンスだった。
2人が提督に選ばれた直後、ミレニアムとクローバーを中心とする民間企業が連合組織『企業連盟』の樹立を宣言。企業連盟は人民共和国に対して独立戦争を挑む……！
境遇のまるで異なる2人の運命ははたして!?