ライトノベル レビュー

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空港でハイジャックが勃発。領空内に正体不明の戦闘機が侵入。蠢き出す、中国暗殺部隊〈蟲〉。空港内で大量の人質を取るテロリスト集団。発動する〈レベル3〉――! 涼月たちの闘いは新たな局面へ――!!

大量虐殺による戦犯法廷――そこに召喚されたのは「七名の証人」だった。彼らを守るために動き出すMSS。証人たちが次々と殺されていく中、MSSとMPB、六人の特甲児童の運命が今、交差する!!

角川スニーカー文庫
冲方 丁
商品の詳細
ストーリー
西暦2016年の国連管理都市ミリオポリス(かつてのウィーン)では、極度の少子高齢化と犯罪・テロの増加を背景に児童労働と身体障害児に対するサイボーグ化が認められていた。
『オイレンシュピーゲル』は、警察組織MPBの飼い犬となり、
機械の手足を得て街を縦横無尽に駆けめぐる「黒犬」「紅犬」「白犬」と呼ばれる三人の少女の物語である。

概要
富士見ファンタジア文庫から同時発売された『スプライトシュピーゲル』シリーズと世界設定やキャラクター等がリンクしている(さらに第弐巻(スプライトは第Ⅱ巻)では同一の事件がそれぞれのシリーズの視点から展開される)。
また掲載誌のザ・スニーカーで読者からアイディア募集を行い(衣裳など)、実際に作中に登場させている。
『マルドゥック・ヴェロシティ』でも使用された「/」「=」「-」などの記号やルビを多用した特徴的な文体が、疾走感やキャラクターの属性を強調した独特の文章を作り上げている。
姉妹作である『スプライトシュピーゲル』に比べ、戦闘シ-ンや主役三人の過去における残酷な描写が目立つ。
(Eulenspiegel=ドイツ語で「フクロウと鏡(知性の象徴)」、ドイツの伝説的ないたずら者ティル・オイレンシュピーゲルから。作中では「死に至る悪ふざけ」のルビが振られている)
富士見ファンタジア文庫
冲方 丁
商品の詳細
近未来都市ウィーン――ミリオポリスと呼ばれるその都には、たくさんの言語とたくさんの神とたくさんの闘争があって、混沌の中で人々はあがき生きていた。
機械化された身体を持ち、治安を守る組織MSSに所属する三人の少女がいる。
「死にませんわ、あたくし」鳳/アゲハ。
「坊主じゃねーし」乙/ツバメ。
「ボク、独りはやだ」雛/ヒビナ。
国連ビル内での内務大臣暗殺から始まるテロを前に、少女たちは立ち向かい、立ちすくむ――組織の内部崩壊を目の当たりにして。互いの絆をもって戦いへと身を投じる少女たちに襲いかかる、大いなる雷鳴。MSSの長く、熱い二十四時間が今、幕を開ける!!
  • 文庫: 301ページ
  • 出版社: 富士見書房 (2007/11/1)
  • ISBN-10: 482911973X
  • ISBN-13: 978-4829119730
  • 発売日: 2007/11/1
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.2 cm