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「このライトノベルがすごい!2008(宝島社)」TOP10入り!
読むと誰かに優しくしたくなる召喚ファンタジー!
もう一度キミの隣に行きたい、この気持ちは本当。だから――迷わない。
黎色の、限りなく孤独な世界に意識を捕らわれたまま、クルーエルは言い放つ。「わたしは、ネイトを信じてる」しかし彼女を捕らえる空白名詠の真精・アマリリスは、執拗に言葉を重ねる。『あの子は、あなたに相応しくない。それに――何をもって、彼の"信じる"という約束を信じるの?』
一方、トレミア・アカデミーでは教師たちが意識不明のクルーエルを治療のためケルベルク研究所へ移送する決定を下す。その時、ネイトは......!? ただ一緒にいたかった――二人の願いが重なる時、世界に二色の詠が響きわたる。詠う召喚ファンタジー、第5弾!